絶対に伝わらない甲州弁その14

大好きな夏が気がつけば毎年終わってるササキです

地元の従兄弟との電話で
「山梨ってふざけることを『わにわに』って言うの? どんな感じかやってみせて」
とリクエストされましたが、

なにそれ、言わんぞ?

と、思わずGoogle先生に尋ねました

山梨 方言 ふざける

出てきました「わにわに」
ですがやっぱり初耳です
つか無茶ぶりするなし

都留市は山梨県でも郡内(東部・富士五湖)地域といって
甲府などの国中地域とは少し違うんですよね

甲州弁が『キャン・ユー・スピーク甲州弁?』の五緒川先生の影響でメジャーになっても、残念ながら大半は聞き覚えもなければ使うこともありません。

例えば、注意を促してくれたのかと思いきや唐突に「しね」と罵声を浴びせる
ネタとして有名な「気をつけろしね(気をつけてね)」も耳慣れません。

では、郡内で日ごろ聞く甲州弁(方言)はというと、

~じゃん
おれっち
~ずら
いっさら
~っつこん
今いくじ?

私がよく聞くのはこの辺でしょうか
ああでも「わにわに」と似た意味で「ちょびちょび」という甲州弁がありますが、こっちはギリ聞いたことあります。

お客様でお父さんが走り回る子どもに「ちょびちょびしちょし!(ふざけるんじゃない)」と怒っているのを見て「おぉネイティブ甲州弁だ」と感激しました。

などと標準圏ぶってる私ですが、冒頭の会話なんて実際には、
「山梨は『わにわに』言うでなぁ? どがなか言ってみてごせえや」
「なんだいや言やぁせんで。国中ならしょおるかも知らんけどなぁ」
「ほんにけー」
「ガイナーレの『がいな』っちゃん聞かんだろお? 同じだっちゃ」
「だわなあ。知らにゃあようせんわな」

はい、立派な田舎育ちです。

#濁点多し #コマさん #「えらい」の使い方が似てる


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